おもちゃの歴史を紐解く

大人用から子供用まで様々

玩具ないしおもちゃについてあれこれ具体的に流行った商品を一部ピックアップして紹介してきましたが、その歴史は日本という国だけで見てもこれだけの種類が存在しています。もちろん海外の玩具を参照して生産されたものもあれば、中には日本独自に開発された物もあるほどだ。多種多様、遊ぶ世代によっても異なるおもちゃの数は毎月毎年、多くの子供を喜ばせています。中には大人が色々なソビをするために用いる玩具で自分たちの欲求を満たすといったようなものまで、様々だ。大人が遊ぶためのおもちゃは未成年は手に入れられない事が多いので、それはそれとしてもです。

おもちゃないし玩具は『子供が遊ぶための道具』という見方は、今も昔も変わっていません。しかし実際生み出しているのは一部の玩具好きな大人たちによるものですから、偏執的な考えを持っている人たちが口々に語る『大人のくせにおもちゃなんかで遊んで……』という言葉は、あまりに心ない発言だ。そんな人達だからこそみんなを楽しくしてくれる道具を創り出しているのだから、別に麻薬を密輸しているわけではないからいいではないか。

何だかんだで卑下されようとなにされようと、おもちゃの価値が下がることはない。大人が例え玩具を趣味で集めているにしても、それはいいことではないか。人間、生きていくためには何かと生きる際に楽しいことを求めたくなるのは必然とも言える理めいたものです。楽しく生きなきゃ人生なんてつまらない、例えそのために働いていたとしてもおかしいことではないはずだ。それは過去に発売された玩具たちが物語っている。単純に歴史の中で生み出されたおもちゃの歴史ではなく、概念としての歴史にも目を向けてみると意外と知らなかったことが浮き彫りになるものだ。

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玩具という言葉

さて、まず1つに知っておきたいこととしてあげたいのが、『玩具』という言葉についてです。この場合おもちゃのどちらでもいいですが、日本では一般的に『遊び道具』という意味合いが込められています。旧漢字では『翫具』と表記するという、まず見たことがあるや使っているといった人は稀有なはずだ。そんな言葉の語源を紐解いていくと、その起源は平安時代にまで遡る事が出来るという。ただその頃のおもちゃないし玩具と呼ばれるものは遊び道具ではあるものの、

手に持って遊ぶ行為=もてあそぶもの(弄ぶもの)

といった言葉で考えられていたようだ。括弧の感じは表記したらまさしく、『もてあそぶ』といった言葉を使われたら確実に想像するものだ。この言葉が室町時代に省略・接頭語の添付を経ることにより誕生したことでおもちゃないし玩具という言葉が生まれたという。漢字表記の『玩具』もおもちゃと同様の言葉として表現されていることから、使い分けるにしても同質であるが故に使いたい方を使えばいいのです。

英語圏では些か

日本でのおもちゃないし玩具の語源や起源を探ってみると明確に示されている、自国の話ですから判明しているのは当然、とは言わないでおこう。言葉を濁すような言い方になってしまいますが、この件について英語圏に持ち出すとそもそもおもちゃの意味を持つ『toy』がいつから生まれたのかが未だに解明されていないのだ。

起源が分かっていないながらも、気づけば史実において単語はすでに使用されており、一番古くて14世紀頃には誕生していたという。考えられることとして、誕生の経緯が描かれた書物などが何らかの事情で喪失したか、果ては記録されていなかった、またまたさほど重要ではなかったなど色々と仮説が立てられます。

言葉の歴史だけでも

『おもちゃ』と『玩具』、言葉の意味合いはほぼ同一、大した違いはないと見ていいでしょう。なので意味合い的にはさほど重要視するほどのことではありませんが、言葉が生まれた経緯を紐解くと、日本なりにきちんとした背景事情が用意されていた。意外なところでまさかの言葉が出てきましたが、それならそれで何だか納得できてしまうところでもある。

逆に言えば日本よりもおもちゃなどの歴史やクオリティが高いことで有名な西洋で使用されていた言葉が起源不明という方が意外だ。気づけば中世の時代から使われていた、という方が拍子抜けといった感じでしょう。

日本モノポリー協会