ゲームはおもちゃか?

おもちゃの移り変わり

おもちゃないし玩具の歴史を見ていくと、言葉がいつから生まれたのかについても触れる必要はありますが、もう一つ知っておかなくてはならない話題がある。それは玩具と呼ばれるものの在り方が現代に近づいていけばいくほど変わっているという点についてだ。初期、日本で言うところの1950年代と1990年代という半世紀にも満たない時間だけで大きく革命が引き起こされています。きっかけは1980年代に突入した頃、それまで見たこともない、または聞いたこともないような玩具が開発された時は多くの人が歓喜した。まさに次世代を、未来を彷彿とさせられたからだ。

その中でも顕著なのが『コンピューターゲーム』の登場が最たるものです。いわゆるテレビゲームと呼ばれる玩具の登場こそが、おもちゃ業界に革命をもたらした。ゲームという言葉自体は昔から存在していました、今ではテレビゲームを総称する単語として認識している人が圧倒的大多数と思われますが、昔におけるゲームとは要するにボードゲームなどのことを指していた。例でいえばチェスや囲碁などで、それらこそが本来のゲームになります。

しかしだ、こうした話題に触れていくとテレビゲーム、これを果たして『おもちゃ』と呼んでいいものなのかどうかという疑問に行き当たるはずだ。正直な話、筆者は以前よりゲームを単純なおもちゃだと認識した記憶はない。それ単体として一つの巨大な業界が既に形成され、おもちゃ市場とゲーム市場という全く別の、独立したものと見ていた。今でもそれに誤りがあったとは思わない、むしろ正しいのではないかと、そう認識さえもしています。

テレビゲームをおもちゃと見るべきか否か、この話題について絡めていくと時代に飲み込まれてそれまでのおもちゃと呼ばれたものたちが強制的に変質せざるを得ない状況になっていったという事実が確認できる。

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各時代におけるおもちゃの定義

古代
おもちゃの歴史というと古くは何度『インダス文明』という、古代の四文明にまで話を遡れるのだ。当時発明されたおもちゃとは、荷車や鳥の形をした笛といった小さなものから、張った糸を滑り落ちていく猿のおもちゃといったものまである。今の時代でもありそうなものがこの頃から既にあったというのだから中々面白い話だ。ただこうした時代に編み出されたおもちゃは他にもある中で、単純に弓矢なども『おもちゃ』として遊んでいたという。
道具の中には大人が使用するものもあるが、当時のおもちゃは子供が遊ぶものではなく、大人が使用するために製作されたものもあります。それは宗教的な面で利用するものだったりと、祭事における器具類の一種として見なされていた。それらを政治的・宗教的に使用する大人たち、子どもたちはそれを見て倣ったことが現代でいうところのおもちゃの在り方へと繋がっていったと考えられている。そのため、おもちゃとは当時でいうところの子どもたちが生み出したものであり、本質に子供が遊ぶものという視点が加わっているのにも理解できる。
中世
ただ古代期においておもちゃは遊び道具であると同時に、その頃は商売道具として見られてはいませんでした。言ってしまえば何処にでもあるものを加工して創りだされたものがおもちゃになっていたので、商業的に利益があげられるものと見られてはいなかったのです。それが時代の移り変わりとともに中世、11世紀に商品として販売される仕組みが整えられていくのだった。
当時生産されていたものの中には古来から続く伝統品だったり、あるいは大量生産で作られた人形などが開発・販売されるというシステムが構築されていったほどです。商人にとってはおもちゃも大事な商売道具として扱われ、経済基盤として重宝されていた。国単位で見ると文化財として見てもらえるようにする他、商業地における流通と貿易の要にする動きも出てくるほどに活発になります。
近代
近代期においては産業革命が勃発、それに倣うようにおもちゃも大量生産と安価で作り出せる仕組みが整えられていった。例としてあげれば切り絵や着せ替え人形といったものが多く生産され、人気を泊していきます。この頃になると日本でもおもちゃは登場するようになるものの、一般市民にはまだまだ縁遠い高価な代物として扱われていた。しかしそれも江戸時代頃になれば露天商などの行商人が取り扱うレベルの安価さも加わり、庶民文化における生活のゆとりとして受け入れられていった。
そしてこの時代ならではの特徴として見られるのが『ぜんまい仕掛けのおもちゃ』の登場が大きく時代を左右します。
現代
きたる現代期において特徴となるべき点は技術革新によりもたらされた最先端の技術を利用した、おもちゃが開発されたことだ。昔ならではのおもちゃも人気は高かったが、1970年代には半導体を取り入れたハイテクおもちゃが登場するといった先駆的なものも開発されていきます。やがて豊かな時代の象徴とも言えるテレビが一般家庭でも認知されるほどに有名となった頃から、ゲームはゲームでもテレビを利用したものが登場してくる。
日本ではインベーダーゲームが一番の有名ドコロで、その後は先に話したようなゲーム機が現在まで多く開発されてきた。

近年の特徴として

そして現在のおもちゃでみられる特徴として、これまでアナログだったおもちゃがデジタルコンテンツに取り入れられる、テレビゲームの中で楽しむものが登場してきた。人生ゲームなどのボードゲームもその1つ、昔からの玩具がゲームないしインターネットで気軽に遊べるなども相まって、業界は大きく様相を変化させたのです。

日本モノポリー協会